先輩といろどる恋。˚✩




確かに無責任なことしたかもしれない、周りの目痛いかもしれない。




それでもこうして覚悟を決めて産んで育てると決めた2人はもうちゃんと親の顔をしている。




結婚できない今の状況で産むだなんてきっとすごく不安だと思う。




それでもあのネガティブで引っ込み思案の心遥がこうして決断して私はもう応援する以外の選択肢なんてないよ。






「心遥、何か困ったことがあったら言うんだよ!
何があったって幼なじみで親友だから!ね!」



「うん、ありがと」






ずっと傍で見てきた。


ずっと仲良く遊んだ。



だけどそれは今後も変わらない。瑠璃佳もきっとそうだよ。




2人の…いや、3人の未来が明るくありますように、と私は心から願って心遥の小さな手を取った。





きっと2人なら大丈夫。



何故かそう言いきれるほどの自信があったのだった。






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