先輩といろどる恋。˚✩




「凪桜先輩それはつまり私たちは仲良しということでいいんですか!?
私達とは仲良くしたいと思っていると!?」






あまりの嬉しさにそう聞くと、先輩はんーって悩む仕草をして笑う。






「仲悪くはないと思ってるぞ」



「きゃーー!!先輩好きですー!!!」



「はは、うるさ」






甘い言葉を言った後にうるさいなんて言うとこも好きです。




息をするように告白をする私をあしらうのも上手くなった凪桜先輩。



私達を見て呆れたように笑うトラ先輩と瑠璃佳。






「んじゃちょっと更衣室で着替えてくるな」



「終わったらここで待ち合わせね。
変な人に声掛けられたりしたら連絡して?」






トト先輩はそう言うと連絡先を渡してくる。


そういえば私先輩の連絡先聞いてない…!
なんてこった!!今日中に聞かねば!!






「あ、先輩!」






連絡先を聞こうと口を開いた私だったけど全く聞く耳持って貰えずそのまま更衣室に消えていく凪桜先輩の塩対応にすらキュンとした私。







「聞けるといいねぇ〜」



「うん!頑張る!」






頭をなでなでしてくれる瑠璃佳に笑い返しながら私達も更衣室へと足を運んだのだった。






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