先輩といろどる恋。˚✩




翌日の昼休み



私はウキウキと弁当を食べながら親友2人に昨日の出来事を話した。






「ってことがあって!私その花吹凪桜先輩のこと好きになったの!」






貰ったコースターを見せて言うと
親友の1人である、和泉 心遥(いずみ こはる)は首を傾げる。






「私は知らない。2次元しか興味無いし。
ってかその人そんなにイケメンなのか?2次元より?」



「うん!!」






心遥は重度のアニメオタクだから顔の判断基準は高いけど、絶対納得するくらいかっこいいと思う!






「花吹凪桜って有名だよねぇ〜、イケメンだって〜。
またレベル高いのを好きになったなぁ風子は〜。
そんなハイレベルじゃなくてそれなりの男に好きって言ってもらえるくらいが幸せだよぉ」






もう1人の親友の、守谷 瑠璃佳(もりや るりか)はめっちゃ可愛くて人気者で彼氏が途絶えない恋愛上級者。



私たちはそれぞれ個性が別だけどそれでも仲良くいられるくらい仲良しなんだ。






「やっぱ有名なの!?」



「そりゃ有名だよぉ〜、あんだけ顔がいいもん。
でも冷たいって聞いたことあるよぉ?」



「うん!冷たかった!でもそこもいい!!
だから今から先輩の教室行くの着いてきて!」



「あはは、風子がいいなら会うのついていくよぉ〜」



「まぁ私もいいぞ。どんだけイケメンか私が判断してやる」






私の頼みを快く受け入れてくれる2人に感謝しながら、私は昨日のお礼ということでうちに売ってるハンカチをプレゼントで持ってきたものを手にした。






「行こ!!」






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