過保護で独占欲強めな幼馴染は天然無自覚美少女を惚れさせたいらしい
こうしてお母さんたちは仕事へ行った。

「じゃあ最低限の荷物だけ運び出すか。」

「はーい」

お気に入りのうさぎのぬいぐるみと服とお出かけようのカバンと…

「集めたよー」

「了解。じゃあ運ぶわ。」 

「私も手伝うね!」

わーなんか重そう。ひょいってあれ!?

「えー!?」

持ったものは服が数着しか入っていないとても軽い箱だったから勢い余って後ろに投げてしまった。

「瑠璃なにやってん…ってうわ!?」

ちょうど来たいっくんにぶつけてしまったのだ。

「あ、ははごめんごめんわざとじゃないんだよ?」

表情が怖い気がするけど気のせい気のせい

「るーりーまた!?」

私がやらかすのはいつもの事だそうだ。

そんなに呆れた顔しないで!?

「運ぶのは俺がやるから瑠璃は部屋で待ってて」

「はーい」
< 3 / 8 >

この作品をシェア

pagetop