『ペットフード』
✖︎✖︎駅の地下にあるビーズ店へ向かう。
この季節、この店のビーズが1番キレイなのだ。
クライアント用のビーズを買い、帰りにどこかへ寄って帰ろうなんて考えずまた駅へ向かう。
いつもと同じ。
ふと顔を上げ向かいのホームを見た。
そこに並んでいた。
彼氏である琉羽と、アイツ…苺美の姿が並んでいる。
苺美は自分に見せるのとは別のキラキラとした笑顔で琉羽の横顔を見上げている。
アイツはどうでも良い。
その横に立つ、その姿に心が揺れる。
雨哥は思わず2人に背を向けていた。
この季節、この店のビーズが1番キレイなのだ。
クライアント用のビーズを買い、帰りにどこかへ寄って帰ろうなんて考えずまた駅へ向かう。
いつもと同じ。
ふと顔を上げ向かいのホームを見た。
そこに並んでいた。
彼氏である琉羽と、アイツ…苺美の姿が並んでいる。
苺美は自分に見せるのとは別のキラキラとした笑顔で琉羽の横顔を見上げている。
アイツはどうでも良い。
その横に立つ、その姿に心が揺れる。
雨哥は思わず2人に背を向けていた。