『ペットフード』
“大嫌い” はもう存在しない。
液の中に閉じ込めた分だけ。
この先、もう二度と “大嫌い” が新たに現れないで欲しいと願う秒。
“大好き” と “愛してる” と “大丈夫” を重ねたい。

風澗荘の時・秒・刻が過ぎて行く。
そして “行方不明者”の紙が新しく貼られた。
普通に…。
明日もまた過ぎて行く。

「愛してるよ」
ただそれだけで大丈夫。

『愛してるよ=大丈夫』

終味。
< 251 / 251 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:9

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop