塩対応王子様は、幼馴染だけに甘えたい
その日。駿が帰って来たのはいつもより1時間ぐらい遅かった。両手には大量のチョコレートが入った紙袋。
塩対応しつつも、全員の分のチョコレートを貰ってくるのは偉いと思う。
「それ、どうするの?」
「んー、近所の保育園に寄付する。めっちゃ喜んでくれるんだよ。」
「駿は食べないの?」
皆駿のために作ったり買ったりしてくれてるのに。中にはきっと本命もあるだろうに。
塩対応しつつも、全員の分のチョコレートを貰ってくるのは偉いと思う。
「それ、どうするの?」
「んー、近所の保育園に寄付する。めっちゃ喜んでくれるんだよ。」
「駿は食べないの?」
皆駿のために作ったり買ったりしてくれてるのに。中にはきっと本命もあるだろうに。