一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
「今まで生きてきて一番の出会いな予感してます。」
「うん」
「私」

勢いづいて話が止まらない私。

語彙力が低下していて想いをダイレクトに伝える言葉が見つからなくて余計に次々に言葉を並べようとする私。

「麻貴」
突然真剣な顔になった店長が私の方をまっすぐに見つめる。

その瞳に私が映っているのがうれしくて、恥ずかしい。

「私、店長のこと」
そこまで言いかけたところで店長の瞳にうつっていた私がどんどんと近づく。
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