一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
新しい毎日
ぴったり2時間後、店長は私の部屋のチャイムを鳴らした。

「はい」
玄関を開けると、そこには眼鏡をかけたままの店長。
運転するときは眼鏡をしている店長。

「準備はどうですか?」
「・・・できました。」
「行こうか。」
「はい」
「なんか、俺たちペアルック状態じゃん。」
「・・・はい」

私は黒のシャツワンピースにパステルイエローのカーディガン。
店長は黒のワイドパンツに黒のシャツ。

打ち合わせしたわけじゃないのに、同じような格好をしていて、思わず笑う。
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