一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
2人で並んでキッチンに立ち、店長の料理の残骸を片付けながら、食事の支度をする。

店長は洗い物のかかり。
私は皿を拭きながら、あれこれ買ってきたもののパッケージを開けたりシールをはがして使えるようにする。

2人で並びながら作業をしていると「なんだこれ。くすぐったいな。なんか。」と店長は私の体にこんと自分の体をあててくる。

「でもいいな。こういうの。」
おそろいのエプロン。
並んであれこれ作業をするキッチン。

店長の部屋のキッチンはかなり広いのに、肘が当たるくらいの距離。

くすぐったいのは私も同じだった。
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