一夜がつなぐ運命の恋 ～店長の子どもを身ごもりました～

店長が言っているデザートはモール内で買ってきたチーズケーキ。
有名店で少しだけ並んで買ってきた。

「飲み物、紅茶でいいか？」
「はい。私やりますよ。」
「いいから。ずっと立ちっぱなしだっただろ。座ってろ。」
店長に言われて私は、店長の言われる通りリビングにあるソファに座った。

まだ買ってきたものの片付けが終わっていない。

私は座りながら、ショップバックの中から買ってきたものを出してタグを切る作業を進めた。

「お待たせ」
店長は二人分のチーズケーキと、私のための紅茶と自分用のコーヒーを用意してくれた。