一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
「店長も髪、乾かしてきてください。その間に少し進めておきます。」
「おう。サンキュ」
店長が髪を乾かしている間、私は店長の服や持ち物を大きなキャリーケースにまとめて入れた。

こういうのは私の得意分野だ。

普段決められたスペースにいかに見やすく商品を並べるかを研究している私。
荷造りを本人がしていなくてもすぐにものが見つけられるようにつめていく。

「すごっ」
髪を乾かして部屋に戻ってきた店長。
ほとんど終わっていたパッキング。

最後は店長にどこに何が入っているか簡単に説明して終わりだ。
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