一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
「こんなに早く荷造り終わったの初めてだよ」
嬉しそうな店長。
キャリーケースを玄関に運び、準備は完了だ。

「よし。感謝の気持ちを込めて、デザートタイムにしよう。」
店長はそう言って冷凍庫からアイスをふたつ出した。
「高級アイス!」
私の反応に店長はまた豪快に笑った。

私たちはソファに並んで座りながらお互いのアイスを交換しながら食べた。

デザートを楽しんだ後は、二人並んで歯磨きをしてから寝室のベッドに入る。

店長の部屋のベッドはキングサイズのベッドで二人で寝ても余裕だ。
それでも「もっとこっち」と店長は私の体をギュッと自分の方に寄せる。
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