一夜がつなぐ運命の恋 ～店長の子どもを身ごもりました～

深夜まで仕事をして、今日もタクシーで家に帰る。

マンションの玄関を開けて、靴を脱ぎ、床を這うようにしながらリビングへ向かい、服も化粧もそのまま私は眠ってしまう。

～♪
携帯電話の音に、ソファで眠っていたことに気づいた私。
携帯電話のディスプレイを見ると店長からのいつものメールだった。

『本店もかなりハードだって報告うけた。きっと麻貴、無理してんだろうなて思ったらいてもたってもいられない。早く会いたい。早く思いっきり甘えさせたい。頑張ったなって、抱きしめたいなぁ。さすがに疲れて来た。早く会いたい。』

店長のメールの内容に思わずすぐに携帯電話を手にして返事を送る。

いつもは帰宅してすぐに送っていたメールも、今日は送る前に眠ってた。