一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
「麻貴さん、あちらのお客様から在庫の確認です。」
「了解。花音、ショップバックの補充お願いしていい?」
「了解です。」
『麻貴、レジフォロー頼む。』
「了解。お客様の対応したら向かいます。」
私たちは相変わらず忙しい。
休日出勤をして仕事を片付けたせいで、休みなしで仕事が続いている。

私はイヤフォンからも要請を受けながら、順序だてて仕事をこなした。
だからと言ってお客様への対応がおろそかになるのは嫌だ。

在庫が切れ始めた商品が増えて、お客様からの問い合わせも増えていた。

私は商品に関しての問い合わせに対応してからレジに向かった。
「麻貴、ラッピングいける?」
「了解。」
目の回るような忙しさ。
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