一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
「お腹、痛くないか?大丈夫か?寒くないか?」
「平気です。」

助手席に乗り込んだ私。
「お腹冷やしたらだめだから」と店長は部屋から持ってきた自分のパーカーを私のお腹にかけてくれた。
「気分悪くなたら言えよ?」
「はい」

私と店長はあのあと話し合いをして、ひとまず私は今日は仕事を休むことにした。
店長も半休をとって、まずは病院に行くことにした。

近くの病院の口コミを確認して、電話をして予約を取ってくれたのは店長だ。
必要なものの準備も、私の身支度もほとんど店長がしてくれた。

私はほとんど座ってあれこれ言っていただけだ。
< 266 / 283 >

この作品をシェア

pagetop