一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
「なるべく早く帰ってくるから。荷造りは無理しないですること。むしろしないでじっとしてくれてるほうが安心だ。」
「無理しません。というか、私も何となく・・・どきどきするので。」
「そうだよな」
私の言葉に店長は私のお腹に触れる。

「不思議だなー。」
「はい」

店長は後悔していませんか?

そんな質問は心の奥にしまう。

口にするのが怖いから?
それとも・・・

「麻貴」
「はい?」
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