一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
たった2日。
店長と出会ってたった2日なのに、尊敬できる存在。

憧れに似た目標にもなった存在。

そんな店長から必要としてもらえることに、私はうれしくて心が舞い上がった。

「タグ、切るぞ。」
そう言って、私の首筋からタグを切ってくれた店長。
「この服はプレゼントだ。あっ、時計は返せよ?」
モデル用に店舗負担で服を店員に提供するのはよくあることだ。
むしろ、動く広告にもなる。

「店長は時計、どうするんですか?」
「あー。別に平気。」
「でも」
私が店長の時計をつけてしまうと店長が一日困ってしまう。
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