一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
「まぁね」
何となく・・・。
女の勘。

2人はただの仕事仲間だけじゃない雰囲気がある。
わかってしまったような気がする。

2人の間には仕事だけじゃない何かがあったのだろう・・・。

「先輩!二人が怪しいですよ?」
花音に話を振られて私は仕方なく笑顔を作って、松本店長に近づく。
「お久しぶりです。店長。」
「久しぶり!元気だった?麻貴!頑張ってる?」
「かなり頑張ってるよ。彼女。」
店長がそう言ってくれて少しうれしくなる。
「でしょ?麻貴は今後絶対に本店の戦力になる。むしろ私ニューヨークに連れて行きたいくらいだったんだから。」
松本店長が私に微笑みかけてくれる。
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