一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
『もうすぐつく』
その声が息切れしていて、まさか・・・走ってきてる!?
と私はコンビニの窓から外を見た。

少しすると道の反対側に、思い切りダッシュしてコンビニに向かってくる店長の姿が見えた。

セットしていた髪が乱れて前髪が上がっている。
ぐいっと自分の腕で汗を拭っている姿を見て、なぜか泣きそうになる。

あんなに急いで・・・私のもとに来てくれた。

これは安心からくる感情なのだろうか。
それとも店長に会えたから?
それとも・・・
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