優しい風
病院には、愁の友達、家族、
学校の先生が来ていた。

「杏ちゃん!」

美咲ちゃんが私を呼んだ。

「愁は?」

「…行ってあげて。
私達はもう先に会ったから。」

「解った。」

私は準備をして、中に入った。
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