優しい風
「あの…愁は?」
「まだ霊安室。
もうすぐ一緒に帰るけど、来る?」
「はい、お願いします…。」
「解った。」
そう言うと、お兄さんは
あっちへ行ってしまった。
私は溜め息をついた。
本当に…いなくなっちゃったんだ。
まだ実感が沸かないよ。
今でも、愁が私の名前を呼んで、
近くに居て、笑ってる気がする。
「まだ霊安室。
もうすぐ一緒に帰るけど、来る?」
「はい、お願いします…。」
「解った。」
そう言うと、お兄さんは
あっちへ行ってしまった。
私は溜め息をついた。
本当に…いなくなっちゃったんだ。
まだ実感が沸かないよ。
今でも、愁が私の名前を呼んで、
近くに居て、笑ってる気がする。