優しい風
ある日の放課後、
ナオが俺の家に
行きたいと言うので、一緒に帰った。

こうして一緒に帰るのは約二年ぶりだ。

ナオはサッカー部に入っているから、
帰る時間がなかなか
一緒にならないし。

俺はふと、この間思い出した
エピソードを話してみた。

するとナオは、
「あー、そんなこともあったな。」
と懐かしそうにしていた。
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