優しい風
ナオはやっぱり、
という顔をしていた。

「何と無く解ってた?」

「てか、予想してた。」

「…そうなんだ。」

「ありがとな、話してくれて。」

「…うん、俺も話せてよかったと思う。」

そんな話をして引き続き遊び、
ナオが帰るというので、
玄関先まで見送って
部屋に戻ってまた寝た。
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