拝啓、もう好きと伝えれない君へ。

4

「海だ〜!」

叫んでいるのは

磯崎が連れてきた女子。

茜さんという人。

同い年で高校は

1駅違いの場所に通っているらしい。

初めて会ってから1時間。

わかったことは

かなり明るい人物らしい。

そして何故か磯崎は

私と付き合ってるということを

言っているらしい。

私としてはどちらでもいいけど

違う高校に通っている

彼女になら恋人のフリをする

理由もない気がする。
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