拝啓、もう好きと伝えれない君へ。
お母さんとは家でよく

パーティごっこなんかしたな。

お昼ご飯で

お寿司屋さんや

ケーキ屋さん、

焼き鳥屋なんかもした。

こう考えるとお母さんは

私にたくさんのことをしてくれた。

「決めた!」

冬馬の声で私は視線を冬馬に移す。

「これから雪の初めては

全部俺が貰う。」

そんなことを言ってきた。
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