拝啓、もう好きと伝えれない君へ。
「ところでさ、

もしかしてなんだけど

それって中ビキニ?」

気づかれてしまった。

どうしよう。

恥ずかしすぎる。

「……見せてよ。」

冬馬が私に迫る。

顔が近い。

夏だからこんなに暑いのだろうか。

胸が高鳴る。

━━ドクン━━ドクン━━

「ちょっとだけね?」
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