拝啓、もう好きと伝えれない君へ。
茜さんは気まずそうにしていた。

だけど茜さんが冬馬に

本気なことはわかった。

海の日とは全く違う。

雰囲気も見た目も

女の子っぽくなっていた。

「冬馬。私これから

この時間の電車で

行くことになったんだ。

もし良かったら

毎日一緒に行ってもいい?」

「そうなんだ。

いいに決まってるじゃん。」
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