拝啓、もう好きと伝えれない君へ。
6
結局私は
颯太くんに返事はせず帰った。
なんて返していいかわかんないし
何より颯太くんが
私に本気になるはずがない。
モテるし、本気で彼女を
作るタイプではないからだ。
少なくとも私が数ヶ月
見てきた颯太くんは
そうだった。
次の日、
私はわざと1本時間をずらした。
颯太くんともそうだけど
冬馬とも顔を合わせたくなかった。
颯太くんに返事はせず帰った。
なんて返していいかわかんないし
何より颯太くんが
私に本気になるはずがない。
モテるし、本気で彼女を
作るタイプではないからだ。
少なくとも私が数ヶ月
見てきた颯太くんは
そうだった。
次の日、
私はわざと1本時間をずらした。
颯太くんともそうだけど
冬馬とも顔を合わせたくなかった。