拝啓、もう好きと伝えれない君へ。
期末テストがあるから

勉強をしたけど

颯太くんは頭がいいらしい。

いろいろ教えてくれて

テストの点が良かった。

冬、冬馬が死んで初めての

冬がやってきた。

·····そろそろ受け入れなきゃね。

「相談があるの。」

私がそう言うと

颯太くんは微笑みながら言った。

「どんな相談?」

きっとくだらないことだと思ってる。
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