拝啓、もう好きと伝えれない君へ。
「冬馬の日記·····

読もうと思うんだ。」

「そっか。」

ただそれだけ答えた。

「一緒に読んでくれる?」

「いいよ。」

颯太くんはいつも

私のそばにいてくれる。

「それでさ、もし私が

冬馬のこと、

受け入れれたら

付き合ってくれない?」

「へっ?」
< 191 / 227 >

この作品をシェア

pagetop