拝啓、もう好きと伝えれない君へ。
そんな変な声を出していた。

でも本気。

颯太くんには沢山

助けられた。

きっとこれからも

助けてもらうと思う。

だから私も少しでも返したい。

愛情に変えて。

「イブに一緒に読もう。」

クリスマスの日は

冬馬の命日。

その日は朝、

お邪魔させてもらうつもりだ。
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