拝啓、もう好きと伝えれない君へ。
「酷いなぁ。

せっかく勇気を

出して告白したのに。」

なんの目的だろう。

磯崎は辺りを見渡した。

そしてため息混じりに言った。

「まぁいっか。

誰も見てないし。」

磯崎がニヤッと笑う。

「実はさっきゲームしてさ。

俺負けちゃったんだよね。

で、罰ゲームで隣のクラスの

目立たない女子に告白。」
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