拝啓、もう好きと伝えれない君へ。
そんな淡い期待をしていた。

この時の私は

いつか磯崎に

気持ちを伝えれると思っていた。

「染矢さんー?

ご飯食べよ!」

お昼になると磯崎は

お弁当をもってやって来た。

「うん。」

私もそう言って

お弁当を準備して

2人で屋上に向かった。

「何2人になっちゃってんの。」
< 87 / 227 >

この作品をシェア

pagetop