拝啓、もう好きと伝えれない君へ。

2

そして夏休みになる前の日、

私は磯崎と遊ぶ場所を決めていた。

「どこにしよー。」

「コスパ良くていける場所ってどこだろ?」

2人で考えていると

周りに女子が群がった。

「だからー私たちとも遊ぼうよー。」

「とうまぁ」

「彼女だけと遊ぶなんて許せない!」

そんな人たちでいっぱいだった。

だけど磯崎はいとも簡単にあしらった。

「だからごめんね?

これからは彼女一筋で

生きるって決めたから。」
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