エリートSPはウブな令嬢を甘く激しく奪いたい~すべてをかけて君を愛し抜く~
先ほど話し合った結果、今度開かれる親戚同士の食事会で作戦を決行することとなった。
由香里は誰よりもあの家に詳しい。やはり木嶋さんたちの思惑通り、大切なものは書斎の金庫に保管しているらしい。
食事会の合間に由香里がなにか理由をつけて席を立ち、護衛目的で溝口さんについてきてもらい、証拠を探してもらうことになった。
その間、私と木嶋さんは誰も部屋から出さないようにする。
私と由香里が一緒に参加できる親戚の食事会なんて何度も開かれるものではないから、絶好のチャンスだ。なんとしても証拠を見つけ出したい。
「あそこの料理、気に入りましたか?」
「はい、どの料理もおいしかったです。デザートのあんみつも最高でした」
「それはよかったです。では今度また行きましょう」
サラッと言われた一言にドキッとなる。
今度またっていうのは、きっと四人で行こうってことだよね? すべてが解決したらってことかな?
うん、絶対にそうだ。証拠を掴んで事実が明らかになったら、私は久次さんとの婚約を破棄するつもりでいる。
由香里は誰よりもあの家に詳しい。やはり木嶋さんたちの思惑通り、大切なものは書斎の金庫に保管しているらしい。
食事会の合間に由香里がなにか理由をつけて席を立ち、護衛目的で溝口さんについてきてもらい、証拠を探してもらうことになった。
その間、私と木嶋さんは誰も部屋から出さないようにする。
私と由香里が一緒に参加できる親戚の食事会なんて何度も開かれるものではないから、絶好のチャンスだ。なんとしても証拠を見つけ出したい。
「あそこの料理、気に入りましたか?」
「はい、どの料理もおいしかったです。デザートのあんみつも最高でした」
「それはよかったです。では今度また行きましょう」
サラッと言われた一言にドキッとなる。
今度またっていうのは、きっと四人で行こうってことだよね? すべてが解決したらってことかな?
うん、絶対にそうだ。証拠を掴んで事実が明らかになったら、私は久次さんとの婚約を破棄するつもりでいる。