エリートSPはウブな令嬢を甘く激しく奪いたい~すべてをかけて君を愛し抜く~
今までSPを雇ったことなどなかったから、由香里が法を犯すようなことをしたんじゃないかと変に勘ぐっていた。
それは絶対にないよと言ったものの、由香里は父ならあり得る話だから不安が拭えないとも言っていた。
私はまだ、由香里以外の円城寺家のことをよく知らないけれど杞憂だと思っている。たしかに久次さんも彼の父も女性を見下しているというのが、何度か会ったときに度々感じてはいる。
でも法を犯すほどのことをする人には見えなかった。
とはいえ、なんの前触れもなくSPを雇ったことには疑問を抱いている。しかも息子の婚約者というだけでまだ家族でもないのに、二十四時間そばに置くよう指示するものだろうかとこの三日間、様々なことを考えていた。
それともうひとつ。木嶋さんとの距離感についても頭を悩ませている。
水やりを終え、玄関のドアを開けて中に入ったものの、木嶋さんは外で立ったまま。外出する時は同行し、そして家にいる時はいつも外で待機している。
それは絶対にないよと言ったものの、由香里は父ならあり得る話だから不安が拭えないとも言っていた。
私はまだ、由香里以外の円城寺家のことをよく知らないけれど杞憂だと思っている。たしかに久次さんも彼の父も女性を見下しているというのが、何度か会ったときに度々感じてはいる。
でも法を犯すほどのことをする人には見えなかった。
とはいえ、なんの前触れもなくSPを雇ったことには疑問を抱いている。しかも息子の婚約者というだけでまだ家族でもないのに、二十四時間そばに置くよう指示するものだろうかとこの三日間、様々なことを考えていた。
それともうひとつ。木嶋さんとの距離感についても頭を悩ませている。
水やりを終え、玄関のドアを開けて中に入ったものの、木嶋さんは外で立ったまま。外出する時は同行し、そして家にいる時はいつも外で待機している。