極光、歪んだ誠実さ
恋愛(純愛)
完
2
ヴィクトリアマンソン/著
- 作品番号
- 1671473
- 最終更新
- 2022/06/30
- 総文字数
- 18,431
- ページ数
- 10ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 3,236
- いいね数
- 2
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「春臣くんと付き合ったままでいいよ」
見合い相手であり、遠い親戚の修輔は虹子に言った。
大学の同級生だった春臣との交際を両親に反対されていた虹子にとって、味方のような修輔は希望にも思えたが。
「指輪をしてもらうよ、ここに。僕と揃いのをね」
それから始まる夫公認の不倫。
そして変わらずに他人の妻となった虹子を抱く春臣。
奇妙でバランスの取れた三人の関係。
どんなに待ち続けても出会えないかもしれない極光。
そして、その歪んだ誠実さ。
- あらすじ
- 虹子の恋人の春臣は安定した収入を持たないフリーのカメラマン。
そのために虹子の両親は二人の交際を反対しており、虹子を週末ごとに見合いに連れていく日々。
そして遠い親戚の修輔と引き合わされたとき、彼は「春臣くんと付き合ったままでいいよ」と言い、自分と結婚するように言う。
結婚生活に多くを求めない修輔に疑問を感じながらも、春臣との関係は続き、修輔とも家族としての関係が順調に築かれていくが…
目次
-
1.結婚したい意図
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2.意味のない指輪
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3.ご自由に
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4.変わらない
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5.穏やかな日々と意味のあるもの
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6.正しい関係
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7.オーロラみたいなもの
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8.家族
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9.約束
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10.極光
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