戸惑いマイハート
第二章
戸惑いマイハート
招かれざる客
「最近優と話さないよね。」
「もう誰も信じられない。」
「何、悲劇のヒロインぶってるの?」
塩ポンと雑談するのが唯一の癒し。
あれから毎日学校に来ている私。だけど、関わる人はごく限られていて。
今は塩ポンと先生にしか私の声を届けてない。
仕方なく私は塩ポンに洗いざらい被害をぶちまける。
「気の毒だねえ」
でしょ!
あんたもあいつも。
「何であいつもなの?」
意味深なこと言う塩ポンは、私の目を見る。
「そんなあんたが、学校に行き続けてるのは何で?」
そんなの……
早兄に逢いたいから。
頑張ってるとこ見せて、がっかりさせたくない。
やっぱり、早兄が好き。
傷ついたとしても、
君を追いかけてしまう。
「最近優と話さないよね。」
「もう誰も信じられない。」
「何、悲劇のヒロインぶってるの?」
塩ポンと雑談するのが唯一の癒し。
あれから毎日学校に来ている私。だけど、関わる人はごく限られていて。
今は塩ポンと先生にしか私の声を届けてない。
仕方なく私は塩ポンに洗いざらい被害をぶちまける。
「気の毒だねえ」
でしょ!
あんたもあいつも。
「何であいつもなの?」
意味深なこと言う塩ポンは、私の目を見る。
「そんなあんたが、学校に行き続けてるのは何で?」
そんなの……
早兄に逢いたいから。
頑張ってるとこ見せて、がっかりさせたくない。
やっぱり、早兄が好き。
傷ついたとしても、
君を追いかけてしまう。