お前を奪い返す〜俺様御曹司の独占欲が燃え上がる
でもすぐに健斗に頭を下げていた。

「体調はどうだ」

「大丈夫です、神野さんの顔見たらもっと元気になりました」

そう言ってまりかは微笑んだ。

俺は胸がキュンと締め付けられるような気持ちになった。

まりかの腕を引き寄せて抱きしめた。

「神野さん、どうしたんですか」

「まりかを抱きしめたくなった、ダメか」

「どうしてですか」

「どうしてって、お前を俺のものにしたい」

「神野さんのものにしてください」

俺はまりかを押し倒し、唇を重ねた。

まりかの甘い感じる声が俺の心をくすぐる。

俺は朝までまりかを抱きしめていた。

神野さん、どうしたんだろう。

私を抱きしめたくなったなんて。

俺のものにしたいなんて、うふふ、夢かな、目が覚めたらそんなこと思ってないなんて言われたらどうしよう。

隣に眠っている神野さんの寝顔をじっと見つめていた。

神野さんは急に目を覚ました。

私は恥ずかしくて咄嗟に目を閉じた。

「まりか、おはよう」

俺はまりかのおでこにキスをした。

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