お前を奪い返す〜俺様御曹司の独占欲が燃え上がる
まりかは俺のものだ、誰にも渡さない、俺の中の独占欲が燃え上がった。

次の日、健斗にまりかをリカの元に連れていくことを頼んだ。

リカはまりかの診察をしてくれた。

「まりかさん、あなたは自分の意思で、転院を希望したいと私の元にやってきた、いいわね」

「はい、わかりました」

「東洋先生はあなたが連れ去られたと言って、連れ戻す為、あの手このてを使ってくると思うの、決して弱気になってはダメよ」

「でも大丈夫でしょうか」

「大丈夫よ」

「レントゲン撮りましょう」

「はい」

リカ先生は女性からみても、とても魅力的な女性だ。

神野さんはなんで私を選んでくれたの、さっぱりわからない。

「でも、昨日は幸せだったな、神野さんとキスして、いっぱい抱きしめてくれた」

「まりかさん、心の声口に出てるけど」

私は思わず自分の口を押さえた、でも遅かった。

「隼斗と濃密な夜を過ごしたのね」

「いえ、その、どうしよう、私ったら」

もう、顔は真っ赤になってドキドキしてしまった。

< 58 / 70 >

この作品をシェア

pagetop