お前を奪い返す〜俺様御曹司の独占欲が燃え上がる
「東洋仁さんですね、私は弁護士の桂木類と申します、この度のあなたが提出された婚姻届は偽装の疑いがありますので、あなたと美咲まりかさんの婚姻は無効になりました、神野隼斗さんの申し出により、美咲まりかさんを保護致します」

「そんな馬鹿な」

弁護士の桂木類さんが部屋に入ってきた。

「美咲まりかさんですね、東洋仁さんとあなたとの婚姻は無効となりましたので、神野隼斗さんの申し出によりあなたを保護致します、一緒に来てください」

「はい」

私は弁護士さんと共に神野さんのマンションへ向かった。

「まりか、おかえり」

「神野さん、どう言うことですか」

「こいつは俺の大学時代の親友だ」

弁護士さんは名刺を出して、改めて挨拶してくれた。

「私は弁護士の桂木類と申します、神野さんとは大学時代からの親友で、今回依頼を受けました」

「そうだったんですか」

「それじゃ、隼斗、後でまた連絡する」

「ありがとう、助かったよ」
桂木類はマンションを後にした。

「まりか」

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