素敵な天使のいる夜にー4th storyー
実習が始まる前から、もし沙奈の身体や心に何かあった時のために精神科医である苑田虹夏医師に連絡を取っていた。
虹夏(こなつ)は、紫苑や俺と大学時代からの付き合いで沙奈のこともよく知っていた。
虹夏自身と、沙奈は直接的な関わりはなかったけど…
虹夏は、沙奈の存在を知ってから、ずっと沙奈のことを気にかけてくれていたらしい。
今は何よりも心強いと思う。
「今日からよね。
今、実習生が挨拶に来たわ。
随分、沙奈ちゃん。体調も悪そうだったからとりあえず酸素投与してる。」
「やっぱりそうだよな…」
「それより、あんな状態でよく許可を出したわね。
主治医としてはあまり良い判断とは思えないんだけど…
あなたなりに考えがあっての判断よね…
とりあえず、実習中は私に任せて。何かあったらすぐに、あなたと紫苑には連絡するから。」
「あぁ。ありがとう、虹夏。」
「じゃあ、とりあえず沙奈ちゃんのところへ行くわね。
何かあったらすぐに連絡するから。」
「頼んだよ。」
虹夏と分かれてからいつも通りに外来への診察の準備に向かった。
虹夏(こなつ)は、紫苑や俺と大学時代からの付き合いで沙奈のこともよく知っていた。
虹夏自身と、沙奈は直接的な関わりはなかったけど…
虹夏は、沙奈の存在を知ってから、ずっと沙奈のことを気にかけてくれていたらしい。
今は何よりも心強いと思う。
「今日からよね。
今、実習生が挨拶に来たわ。
随分、沙奈ちゃん。体調も悪そうだったからとりあえず酸素投与してる。」
「やっぱりそうだよな…」
「それより、あんな状態でよく許可を出したわね。
主治医としてはあまり良い判断とは思えないんだけど…
あなたなりに考えがあっての判断よね…
とりあえず、実習中は私に任せて。何かあったらすぐに、あなたと紫苑には連絡するから。」
「あぁ。ありがとう、虹夏。」
「じゃあ、とりあえず沙奈ちゃんのところへ行くわね。
何かあったらすぐに連絡するから。」
「頼んだよ。」
虹夏と分かれてからいつも通りに外来への診察の準備に向かった。