幼馴染が××すぎる。
お腹を抱えて笑い続ける私に、仁はただただ困惑する。

「え?なに?BIG LOVEじゃないの?」

「はー…BLはBOY'S LOVE。男の子同士のLOVEってことだよ」

私は笑いすぎによる涙を拭きながら言うと、仁はさらに困惑した様子で私をまん丸な目で見る。

「…?姫は女じゃん」

「うん」

「BLじゃないじゃん」

「そうだね」

「え、じゃあなんでBLの話が出てきたの?」

「さぁ。なんでだろう」

「???」

「あはは、ごめんごめん。もうこの話はおしまい。」

私はかわいすぎる幼馴染の首に腕をまわす。




「…それで?

やましい気持ちって、なに?

…彼氏くん。」




仁が顔を赤くして狼狽えるのがかわいくて、

私は腕に力を入れて仁を引き寄せた。




「おわっ!?」



そして耳元で囁く。



「残りの時間、どうやって過ごそっか」



ハラハラドキドキな同居生活、

今からでも遅くないかな?






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