オトメの魔法
階段をいくつも上がって,時に廊下を走って,たどり着いたのはこの場所で最も高いと思われる場所。
ーここは?
女の子の目の前には,銀色の扉が1つ。
それ以外は,女の子が辿ってきた道1本だけ。
狭い場所の両脇には,白い壁。
女の子が振り向くと,そこにはもう,りすなんていやしませんでした。
来た道を戻るか,目の前の扉を開けるか。
女の子にはその2択しかありません。
女の子は結局,迷った末にドアノブを握りました。
キィッと音がして,扉が開くと,そこにはとっても広い青空。
何故か,女の子は屋上に立っていました。
ーわあっ
こんな経験,なかなか出来ません。
自分の家の屋根には上れないし,かといって他所様の屋根に飛び移るわけにもいかないからです。
ーここは?
女の子の目の前には,銀色の扉が1つ。
それ以外は,女の子が辿ってきた道1本だけ。
狭い場所の両脇には,白い壁。
女の子が振り向くと,そこにはもう,りすなんていやしませんでした。
来た道を戻るか,目の前の扉を開けるか。
女の子にはその2択しかありません。
女の子は結局,迷った末にドアノブを握りました。
キィッと音がして,扉が開くと,そこにはとっても広い青空。
何故か,女の子は屋上に立っていました。
ーわあっ
こんな経験,なかなか出来ません。
自分の家の屋根には上れないし,かといって他所様の屋根に飛び移るわけにもいかないからです。