午後11時、蝶にかける願い
「お!祐弥〜!この後飲み行かね?」
突如として現れたのは彼と同じくサッカーウェアで茶髪の男子だ。
「わり、今日無理だわ。空いてない」
祐弥は片手で「ごめん」という仕草をしながら断った。
「まじか〜、つまんないな」
「また今度な」
茶髪の男子は「ノリ悪いな〜」と言いながらその場を去っていった。
彼が去っていったのを見て、祐弥は、
「ね、すずちゃん、今日一緒に帰らない?」
と涼香に切り出す。
「え……あ、はい」
涼香は嬉しさを隠すように小さく頷いた。
研究室に入った時から、背が高くて、身体ががっしりとしていてサラサラの黒髪で、いかにも「爽やか系」というような見た目に惹かれていた。
さらに地味な自分にも分け隔てなく接してくれるので、涼香はあっという間に祐弥のことを好きになっていたのだ。
突如として現れたのは彼と同じくサッカーウェアで茶髪の男子だ。
「わり、今日無理だわ。空いてない」
祐弥は片手で「ごめん」という仕草をしながら断った。
「まじか〜、つまんないな」
「また今度な」
茶髪の男子は「ノリ悪いな〜」と言いながらその場を去っていった。
彼が去っていったのを見て、祐弥は、
「ね、すずちゃん、今日一緒に帰らない?」
と涼香に切り出す。
「え……あ、はい」
涼香は嬉しさを隠すように小さく頷いた。
研究室に入った時から、背が高くて、身体ががっしりとしていてサラサラの黒髪で、いかにも「爽やか系」というような見た目に惹かれていた。
さらに地味な自分にも分け隔てなく接してくれるので、涼香はあっという間に祐弥のことを好きになっていたのだ。