うちら絶対前世でつながっていたよね。ほんと、大好きだよ。だけどごめん。ほんとに、ごめん。
*気付き*
あの日以来、優依とどんな会話をしただろうか。
石垣島をあとにしても、連絡は取り合っていた。
優依の存在の大きさに気づかされたのは、もう少したってからのことだった。
それまでは、自分の人生の中に優依がいることがあまりにも自然で、当たり前のように感じていた。