うちら絶対前世でつながっていたよね。ほんと、大好きだよ。だけどごめん。ほんとに、ごめん。
*電話*
それから一週間が過ぎた。
優依からの返信はない。
同僚から、「その後どうなりました?」と聞かれ、今の状況を伝えた。
同僚は、親身になって私の話を聞いてくれた。
「気付いてないんですかね?」
「プロフィールの写真、顔写真にしたらどうですか?」
「一回フォロー外して、もっかいフォローしてみますか?」
いろんな提案をしてくれた。
そして、
「もしかしたら、過去を振りきってる人かもしれないですね。だとしたら、見ないかも。。。」
と、時にはネガティブな助言もしてくれた。
『な、なるほどー。』
『まさか、優依が私との過去を忘れたいと思ってるのか!?』
またしても、いろいろなことを考えた。
だけど、私にとってマイナスなことでも丁寧に教えてくれるこの同僚の存在が、本当にありがたかった。
どれも私一人では思い付かないことばかりだ。
いろんな可能性を考えている中、
私は気になっていた一言を同僚に投げかけた。