うちら絶対前世でつながっていたよね。ほんと、大好きだよ。だけどごめん。ほんとに、ごめん。
違う日、
優依と6年ぶりに連絡をとってから2週間がたったころ、私は優依に電話をかけた。
1度目は失敗だった。
急に優依の声が聞きたくなり、「今日電話できる?」と私から尋ねた。
「5時すぎにはできるかも!」
優依は答えた。
お互い仕事中であったが、仕事の合間だからこそ、元気をもらえる優依の声が聞きたくなった。
今、3時半すぎ。
何もなければ、『5時にはヒマになるな』って思ってた。
そんなとき
あの同僚から、声をかけられた。