うちら絶対前世でつながっていたよね。ほんと、大好きだよ。だけどごめん。ほんとに、ごめん。

*The final*



予想していなかった、思いがけない展開がやってきた。





自分でも『え、今!?』って感じやった。





我慢できなかった。




私が「1回、関西に住んでみたかったなー。」


って思わず言ったら


まさかの

「まだ間に合う!」

「気長に待ってる!」


って言ってくれて、


ちょっと(かなり)嬉しかった。




だから、思わず言ってしまった。





「あんま言わんけど、優依とはいつまでもお互いHappyな関係でいたい。」って。



そしたら、


「僕もそう思います。」だって。




け、敬語。しかも、僕って。。。





今しかないと思って、

さらに続けた。





「いつか言おうと思ってたんやけど、優依のこと大好きやけん、まじいい人と一緒になってほしい!」



心からの想いやった。


大好きだからこそ、ずっとそばにいたい。


優依のいいとこだけを、 見ていたい。


私のいいとこだけを、見てもらいたい。













そのためには、恋愛の対象ではないと思った。













優依からの返信がこわかった。



なんて来るんだろうか。



悪い雰囲気になってほしくなかった。



心配で心配で、だけど返事が気になる。



約30分後、優依から返事が来た。















「もう今度朝まで飲み倒そや!」






















(笑)








に、逃げられた。











いや、100%正解の返答だったかもしれない。







 






結婚してる人から、『大好き』なんて言われても、ふつう困るよな。



しかも、いい人と付き合えなんて言われて。


   






そりゃ、笑って流すしかないわ。













ま、また会ったときにでも直接伝えよかな。















優依への想い。












どんな反応するかな。



 










決めた。










会いに行こ!
















  
 
  













  


   




約6年ぶりの再開。








会いに行くよ、優依。


     

ツーショット撮れるかな。




てか、顔覚えているかな。




わからなかったらどうしよ。
 



   
でもな、それでも会いたい。












会ったら、何話そうかな。




どこに行こうかな。







 


何かおそらいのものほしいな。



いつでも、想っていられるように。


















優依、待っててね。






もうすぐ会いに行くよ。








そのとき、伝える。









優依、





『大好きだよ。』























*******























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